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新約聖書 訳と註

本巻
別巻

加賀乙彦長篇小説全集
辻章著作集
川村湊自撰集
ジェンダー研究のフロンティア
知の攻略 思想読本



新刊案内

■ 2022年8月刊行

動物のペニスから学ぶ人生の教訓
エミリー・ウィリンガム  的場知之訳  本体:2700円(税別)
「ヒトのペニスは戦争ではなく愛の道具であり、脅すためではなく親密さを高めるために用いるものだ」生物学者である著者が、奇抜な生殖器のイラストとともに動物の交尾行動に関するさまざまなエピソードを交えながら、現代にいまだはびこる男根幻想(ファラシー)と戦う科学読み物。驚きに満ちた動物のペニスの世界から、わたしたちヒトの“それ”とどう付き合うべきかが見えてくる!
カリブ海の黒い神々
越川芳明  本体:2700円(税別)
詩、絵画、映画から、宗教、逃亡奴隷、移民、そして製糖……。ディアスポラの文化や歴史を縦横に論じ、『老人と海』のまったく新たな読み解きへとなだれ込む、圧倒的な知的冒険。アフロ宗教の司祭の資格を持つ著者でなければ書き得なかった、かつてない圧巻のキューバ論。
メタル'94
ヤーニス・ヨニェヴス  黒沢歩訳  本体:2900円(税別)
90年代、あの頃の僕たち──。〈ラトヴィア文学界の新星〉によるベストセラー小説。「ヘヴィメタルは溜め込んだ邪念を破壊する力を持つ。でもまた充満する。だから破壊する。その反復運動だ。この本に出てくる青春がそうだ。そして、自分の青春もまたそうだった」――武田砂鉄(本書「解説」より)

■ 2022年7月刊行

鶴見俊輔、詩を語る
鶴見俊輔  谷川俊太郎・正津勉聞き手  本体:2200円(税別)
出鱈目の鱈目の鱈を干しておいて 夜ごと夜ごとに ひとつ食うかな 谷川 〔詩は〕やっぱりフッと出てくるんですか、なんにも考えないで。鶴見 そう。これから仕事しようとかそういうのじゃなくて、フウッと出てくるというものが詩になっているわけ。/「俊」の一字に結ばれた詩人と、元教え子の詩人を相手に、縦横無尽に詩を語る。鶴見俊輔生誕百年に甦る、幻の鼎談!
現代小説の方法【増補改訂版】
中上健次  澤秀次編・解説  本体:2600円(税別)
「地の果て」の、さらなる果てのトポスへの旅の意志。「地の果て」を、今ここに接続する獰猛で繊細な想像力。いま、小説はいかに可能か。壮大な物語世界を背景に、現代文学の異形の巨人が語る小説作法。著者絶頂期の表題作と同時期の発言「音の人 折口信夫」、「坂口安吾・南からの光」を増補した、没後30年記念改訂版!
海政戦論
柴田雅裕  本体:4500円(税別)
ウクライナのようなことは 起きるのか? 日本にとって、海がもつ意味とは? 海の「使い方」とは? 海に囲まれる列島には、いかなる政/戦略があるのか? 広大かつ長期的視点から、地政学をパラダイムチェンジ。万里の波濤を乗り越えてきた熟練の艦乗りによる覇権の鬩ぎ合いを見据えた21世紀海洋戦略の礎。
死刑と日本人
菊田幸一  本体:2400円(税別)
21世紀のいま、死刑は本当に必要なのか? 長年、「死刑」問題にかかわってきた犯罪学・刑事政策論の第一人者による死刑の精神史。慎み深く、自己責任に敏感な日本人。罪を前に、死んで詫びる国民性。それゆえにか、先進国で唯一、完全に死刑制度を存置している。謝罪と自己責任、切腹、死刑……われわれの国民性はどこから生まれてきたのか?
天海
三田誠広  本体:2600円(税別)
徳川三代(家康・秀忠・家光)を支え、江戸の繁栄を基礎づけた謎多き僧形の大軍師! 比叡山焼き討ちから、三方ヶ原の戦い、本能寺の変、小牧長久手の戦い、関ヶ原の戦いと続く戦国乱世の只中を一〇八歳まで巧妙に生き抜き、江戸二六〇年の太平を構築した無双の傑物が辿る壮大な戦国絵巻。【書き下ろし歴史長篇小説】2023年NHK大河ドラマ『どうする家康』関連商品!
出帆
竹久夢二  本体:2600円(税別)
「画(か)くよ、画くよ。素晴しいものを」。大正ロマンの旗手が、その恋愛関係を赤裸々に綴った自伝的小説。評伝や研究の基礎資料にもなっている重要作を、夢二自身が手掛けた134枚の挿絵も完全収録して半世紀ぶりに復刻。ファン待望の一冊。解説:末國善己

■ 2022年6月刊行

徹夜の塊2 ユートピア文学論 増補改訂版
沼野充義  本体:4800円(税別)
ユートピアという夢に魅了され、アンチ・ユートピアという悪夢に呪縛され、陶酔と恐怖の狭間を揺れ動きながらも紡ぎ続けられるユートピア的想像力――。「いま・ここ」にないものを求め、思い描いてきた文学的想像力の本質に鋭く迫る、畢生のユートピア論。読売文学賞受賞の画期的名著の増補改訂版。
チェヴェングール
アンドレイ・プラトーノフ  工藤順・石井優貴訳  本体:4500円(税別)
愛と憂鬱の〈ユートピア〉。ロシア文学の肥沃な森に残された最後の傑作、本邦初訳。「革命後に生の意味を問いつづける孤高の魂。翻訳不可能」といわれた20世紀小説の最高峰のひとつが、〈ロシア的憂愁(タスカー)〉の霧の中からついに全貌を現した!」――沼野恭子

■ 2022年5月刊行

なぜ新型ウィルスが、次々と世界を襲うのか?
マリー=モニク・ロバン  杉村昌昭訳  本体:2700円(税別)
世界最先端の専門家62人が語る、その実態と発生メカニズム。なぜ“新型コロナ”が出現したのか? さらに今後、“新たなウィルス”が人類を襲うのか? 欧州で話題集中! パンデミックの起源は、森林と生物多様性の破壊だった!
産業の新世界
シャルル・フーリエ  福島知己訳  本体:7800円(税別)
《産業の進歩など大衆にとって能書きにすぎないということに、だれもが気づいている。〔……〕なぜなら、そこでは産業が、数人の寵児を富裕にさせるために、勤労大衆すべてを貧窮に陥れているからである。》初期資本主義の病巣を分析し、理想社会ファランジュの構築プランを描き出したフーリエの古典的名著。初版完訳版、ついに刊行! フーリエ、生誕250周年。
ニーチェ入門講義
仲正昌樹  本体:2200円(税別)
ニーチェがかけた呪いとの格闘の歴史こそが、現代思想そのものであった。「(権)力への意志」「アポロン的/ディオニュソス的」「真理(への意志)」「価値(の転倒)」「超人」「正午」「永劫回帰」「重力」……、その“何か根源的だけど、簡単には言い表せない”思想の深淵をじっくりと覗き、テクストを熟読玩味の上、徹底解説。きちんと学ぶための新たなる道標。下手によむと痛い目にあう「厨二病」の源泉/ポストモダンの原点を攻略。誤読を防ぎ、「使い方」を学び、その本当の“凄み”を析出する!
ル・クレジオ、文学と書物への愛を語る
ル・クレジオ  鈴木雅生訳  本体:2600円(税別)
未だ見知らぬ国々を、人の心を旅するための道具としての文学。強きものに抗い、弱きものに寄り添うための武器としての書物。世界の古典/現代文学に通暁し、人間の営為を凝縮した書物をこよなく愛するノーベル文学賞作家が、その魅力を余さず語る、愛書家必読の一冊。本書の内容をより深く理解するための別冊「人名小事典」附。
加賀乙彦長編小説全集 第四巻 宣告 上
加賀乙彦  本体:3800円(税別)
「不吉な予感がする。今朝こそ、自分の番だという気がする」犯した罪の重さに煩悶しながら、神への信仰へ向かう死刑囚と若き精神科医との精神の交流を描く、畢生の代表作! 日本文学大賞受賞。
加賀乙彦長編小説全集 第五巻 宣告 下
加賀乙彦  本体:3800円(税別)
「さて、恵津子君、悲しいお知らせですが、いよいよお別れの時が来ました。明日がその日だと、けさ、教えられ、なにかとせわしない一日を過しました」執行の日を迎える死刑囚の内面を余すところなく描く、畢生の代表作! 日本文学大賞受賞。
中有の森
江場秀志  本体:1800円(税別)
幻と現、生と死のパレイドリア――万物の〈あいだ〉に揺れる人間の意識を描いた、精神科医による書き下ろし小説。田舎の古い精神科専門病院に赴任した若手精神科医の鴇枝啓祐は、同じ病院に勤務する医長の杜臣慧から「声に邪魔されて眠れない」という相談を受け、薬の処方を頼まれる。途切れることのない頭の中の雑音と、自分を呼ぶ何者かの声に悩まされる杜臣。やがて病院では、夜中になると図書室や遊歩道で独りごちる杜臣の噂が立つ……。

■ 2022年4月刊行

陰謀論入門
ジョゼフ・E・ユージンスキ  北村京子訳  本体:2400円(税別)
さまざまな「陰謀」説がネットやニュースで氾濫するなか、個別の真偽を問うのではなく、そもそも「陰謀論」とは何なのか、なぜ問題となるのか、どんな人が信じやすいのかを解明するため、最新の研究、データを用いて、適切な概念定義と分析手法を紹介し、私たちが「陰謀論」といかに向き合うべきかを明らかにする。アメリカで近年、政治学、心理学、社会学、哲学などの多分野を横断し、急速に発展する分野の第一人者による最良の入門書。
徹夜の塊1 亡命文学論 増補改訂版
沼野充義  本体:4800円(税別)
冷戦時代ははるかな過去になり、世界の多極化が昂進するする現在にあって、改めて「亡命」という言葉を通して人間の存在様式の原型をあぶりだす、独創的な世界文学論。サントリー学芸賞受賞の画期的名著の増補改訂版。
〈知〉の取扱説明書
仲正昌樹  本体:1800円(税別)
“知にはたらけば、役に立ち、痴に棹をさせば、そのまま流される。”タメになる「知」/ダメになる「痴」の見破り方、著者初公開! 教養の本質/語学の具体的な学習法/意外なWikipediaの使い方/独学の仕方/身体を使った勉強法などなど、“学び”を確実に身につけるためのテクニックを伝授。
ノマと愉快な仲間たち 玄徳童話集
玄徳  鄭玄雄画  新倉明子訳  本体:1800円(税別)
1930年代、ソウル近郊の村。少年ノマと、その友だちトルトリ、ヨンイ、そしてキドンイが繰り広げる日常の物語。貧しくも、心豊かな子ども時代。どこか懐かしい気持ちになる、大人のための童話集。序文:牧瀬暁子

■ 2022年3月刊行

改訂第二版〈学問〉の取扱説明書
仲正昌樹  本体:2200円(税別)
新型コロナ、人新世、経済政策、新〇〇論、サヨク/ウヨクなどなど時事用語の誤用・思い込みを指摘し、さらに哲学・思想、政治学、経済学、社会学、法学etc.の基礎とキモを丁寧に伝授。きちんと学びたい、何より、これから勉強をする/し直すための絶対的マニュアル。「学び」の最低限の敷居を示したロングセラー、新たなバージョンにて登場!
新装版 法哲学講義
G・W・F・ヘーゲル  長谷川宏訳  本体:7800円(税別)
〈理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である。〉自由な精神を前提とする近代市民社会において、何が正義で、何が善であるか。同時代世界の根源的な認識を通してマルクス登場を促すヘーゲル国家論の精髄。『法哲学要綱』を自ら解説する円熟のベルリン大学最終講義。
李氏朝鮮最後の王李垠 第三巻
李建志  本体:3600円(税別)
“李王家の縁談”は、最初から“純愛”だった。梨本宮方子の日記など第一次史料をもとに、波瀾の日韓の歴史の狭間を懸命に生きる、知られざる二人の愛の真の姿を、初めて明らかにする。

■ 2022年2月刊行

失われた時、盗まれた国
増田幸弘  本体:2400円(税別)
バブル、金融自由化、ITバブル、そしてグローバル経済へ――。ウラ側から見た“日本金融史”。激動の金融業界の舞台裏では何が行われていたのか? FX会社(外為どっとコム)の創設メンバーが、初めて真実を語る!
〈古事記〉講義
子安宣邦  本体:2200円(税別)
“いま、古事記を読む。これは、もうすぐれて現代日本をめぐる問題なのだ。”日本思想史の第一人者による画期的読解。
ビトナ ソウルの空の下で
J・M・G・ル・クレジオ  中地義和訳  本体:2200円(税別)
田舎町に魚売りの娘として生まれ、ソウルにわび住まいする大学生ビトナは、病を得て外出もままならない裕福な女性に、自らが作り出したいくつもの物語を語り聞かせる役目を得る。少女の物語は、そして二人の関係は、どこに辿り着くのか――。ノーベル文学賞作家が描く人間の生。
都筑道夫創訳ミステリ集成
ジョン・P・マーカンド、カロリン・キーン、エドガー・ライス・バローズ原作  小松崎茂、武部本一郎、司修挿絵  本体:5600円(税別)
いまふたたび熱い注目を集める作家・都筑道夫が手がけた、翻訳にして創作“創訳”ミステリ小説3作品を一挙復刻!
台湾文学ブックカフェ3 短篇小説集 プールサイド
陳思宏、鍾旻瑞、陳柏言、黄麗群、李桐豪、方清純、陳淑瑤、呉明益、ワリス・ノカン、川貝母、甘耀明  三須祐介訳  呉佩珍、白水紀子、山口守編  本体:2400円(税別)
来るべき、台湾文学。豊かな田園風景、碧い海と空、大きな太陽、賑やかな屋台――。台湾の生活シーンを多様に描いた、近年の佳作十一作を収録する作品集。
グローバル世界の日本農業
小林寛史  本体:2400円(税別)
地球温暖化、食料自給、地方再生……そして、すすむグローバル化のなかで、「輸入品におされて立ち行かない」農業からどう脱するのか? 世界農業の大変革期の荒波に、日本はどう立ち向かうべきか? 地球の未来はどうなるのか? 対策を提言。

■ 2022年1月刊行

加賀乙彦全長編小説 第三巻 帰らざる夏
加賀乙彦  本体:3800円(税別)
昭和二十年の夏、敗戦によっていきなり奈落の底へ突き落された陸軍幼年学校の少年兵たち――その懊悩と混乱の中で引き起こされる精神のドラマを鮮烈に描いた問題作! 谷崎潤一郎賞受賞。
台湾文学ブックカフェ2 中篇小説集 バナナの木殺し
邱常?、王定国、周芬伶  池上貞子訳  呉佩珍、白水紀子、山口守編  本体:2400円(税別)
原色の、台湾文学。「ほんとうの悲劇にはいつも滑稽な要素があるのよね」大学生の主人公は、乗っていた車に自分からぶつかり飛ばされた謎の少女・品琴に興味をひかれ、調べていくうちに、バナナ畑のなかで暮らす彼女の家族とある宗教団体の関係を突き止める……。新世代作家の期待の星による、家族の秘密をめぐる怪奇的で幻想的な表題作のほか、中篇全三篇を収録する小説集。
張赫宙日本語文学選集
南富鎭・白川豊編  本体:3600円(税別)
“忘れられた”世界的作家の珠玉文学選。張赫宙は、かつては、魯迅と相並ぶ、アジアを代表する作家と称された。しかし、植民地期朝鮮の作家として日本語で活躍したため、張の文学は戦後社会に帰属先を失い、長い間、漂流してきた。現在、多文化、多言語における「近代」の急速な見直しが進められるなか、「世界文学」としてその作品は再び注目されはじめている。本書は、代表作「仁王洞時代」をはじめ、文学的な価値が高いものを中心に珠玉の短編を編む。

■ 2021年12月刊行

攻殻機動隊論
藤田直哉  本体:2700円(税別)
金字塔を徹底解剖。サイバーテロ、AI、フェイクニュース、SNS、仮想空間(メタヴァース)、ポスト・ヒューマン…、30年前に予言し、未来を創造し続けるSF。イーロン・マスクに影響を与え、ハリウッドを触発し、現実を進化させた、Seriesの作品世界を徹底解剖。その内在する力と日本文化の根本をえぐる、著者構想10年、畢生の書。
極東ナチス人物列伝
田嶋信雄・田野大輔編  本体:2700円(税別)
時代を左右したにもかかわらず、本国にいられなかった“怪しすぎる”面々。防共協定締結の立役者であり終戦工作にも携わったフリードリヒ・ハック、蒋介石に協力したハンス・クライン、「満洲国」のアヘンに関わったヘルムート・ヴォールタート、ゾルゲ事件の渦中にいたヨーゼフ・マイジンガー等々、「第三帝国」と東アジアのはざまで浮かび上がる奇天烈な人物たち。彼らから矛盾と対立に満ちた国際関係と歴史の実相が見えてくる。『独ソ戦』(岩波新書)大木毅氏ら、気鋭の強力執筆陣が描く、第二次大戦秘史。
ソ連を崩壊させた男、エリツィン
下斗米伸夫  本体:2600円(税別)
ソ連崩壊/ロシア連邦誕生30周年。この男がいなければ、世界史的転換は起きなかった。新たな歴史史料・当事者の回想をもとに、20世紀最大の激動史の真相を描く。
台湾文学ブックカフェ1 女性作家集 蝶のしるし
江鵝、章?、ラムル・パカウヤン、盧慧心、平路、柯裕?、張亦絢、陳雪  白水紀子訳  呉佩珍、白水紀子、山口守編  本体:2400円(税別)
複数形の、台湾文学。恋愛結婚と出産を経て、幸せな家庭を手にしたはずの主人公が、「よき娘」「よき妻」を演じてきた人形のような過去に別れを告げ、同性への愛に生きる決心をする……その後の台湾レズビアン文学に大きな影響を与えた表題作「蝶のしるし」のほか、女性作家の小説全八篇を収録。
ゆっくりの美学
西堂行人  本体:2800円(税別)
初の〈太田省吾〉論! 沈黙劇 と呼ばれる独自の舞台を生み出し、今も、世界で高く評価される太田演劇。その劇宇宙の全貌を、初めて論ずる。生前の本人との対談も収録。

■ 2021年11月刊行

新型コロナ〈感染ゼロ〉戦略、ニュージーランド
千種キムラ・スティーブン  本体:1400円(税別)
なぜニュージーランドは長期の〈国内感染ゼロ〉を達成できたのか? 本書ではそれを可能にしたアーダーン首相による科学的で迅速な対応とリーダーシップ、広範囲な経済支援を紹介。詳細な現地報告。迷走する日本との決定的な違いは何か?
ビデオランド
ダニエル・ハーバート  生井英考、丸山雄生、渡部宏樹訳  本体:3400円(税別)
銀幕を包んだ闇を抜け出し、映画の新たな「配給網」となったレンタルビデオ店。その創世から終幕、そして「配信」の現在へとつづくアメリカ映画のもうひとつの歴史。
社会のなかの「少年院」
少年の社会復帰に関する研究会編  本体:2700円(税別)
「非行少年に甘い」、「だから少年非行が減らない」は本当なのか?〈バイパス教育〉の実態を詳細に明らかにし、子どもたちのための未来に向けて提言。少年院に送致された非行少年は「バイパス教育」としての矯正教育を経て必ず社会に戻ってくる。実際に行われている社会復帰支援をはじめとする取り組みに焦点を当て、幅広い観点から社会と当事者たちへの教育や支援の今後について詳細に問題提起を行う。
カリブ海アンティル諸島の民話と伝説
テレーズ・ジョルジェル  松井裕史訳  本体:2600円(税別)
ヨーロッパから来た入植者たち、アフリカから来た奴隷たちの物語と、カリブ族の物語が混ざりあって生まれたお話の数々。1957年の刊行以来、半世紀以上フランス語圏で広く読み継がれる民話集。人間たち、動物たち、そして神様や悪魔たちの胸躍る物語、全34話。【挿絵62点収録】
加賀乙彦全長編小説 第二巻 荒地を旅する者たち
加賀乙彦  本体:3800円(税別)
深い孤独に絡みつかれながら、荒漠たる異国の地を彷徨するパリの日本人たち。いくつもの狂気に取り巻かれ精神の牢獄に囚われた男女が、幾重ものドラマを織りなしていく──『フランドルの冬』に続く、第二長篇。

■ 2021年10月刊行

ノスタルジア
ミルチャ・カルタレスク  住谷春也訳  高野史緒解説  本体:3000円(税別)
最初の一編から、恐ろしいほどの描写力が読者を襲う。これがカルタレスクなのだ。ゆっくりと締め上げて行くように緊張感の高まってゆく物語は、しかし、おおかたの予想とは違ったところに着地する。そう、それがカルタレスクだ。この本と出会った私たちは幸運なのである。──高野史氏Bノーベル文学賞の呼び声高い現代ルーマニア文学の旗手が放つ、ポストモダン文学の極致!
アクティブ・メジャーズ
トマス・リッド  松浦俊輔訳  本体:4500円(税別)
私たちは、偽情報の時代に生きている――。ポスト・トゥルース前史となる情報戦争の100年を描出する歴史ドキュメント。解説=小谷賢(日本大学危機管理学部教授)
つげ義春 「無能の人」考
正津勉  本体:2200円(税別)
最底辺からの視線――。エロティックなファンタジー、赤貧と気鬱の中のユーモア!
デンデケ・アンコール
芦原すなお  本体:2700円(税別)
直木賞受賞から30年。「これから先の人生で、どんなことがあるのか知らないけれど、いとしい歌の数々よ、どうぞぼくを守りたまえ!」ロック少年たちの様々な人生!
新装 私家版 青春デンデケデケデケ
芦原すなお  本体:2700円(税別)
直木賞受賞! 永遠の青春小説! 完全オリジナル版! ベンチャーズの衝撃で世界が変わった。四国の田舎町の高校生たちが繰り広げるロックと友情、淡い恋と笑いに満ちた永遠の青春・音楽小説。受賞作の2倍=800枚を完全収録!

■ 2021年9月刊行

尼将軍
三田誠広  本体:2000円(税別)
書き下ろし長篇歴史小説。2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を差配した影の主役、北条政子! 北条時政の長女であって宗時、義時の姉。源頼朝の正妻にして頼家・実朝の母。頼朝没後は尼将軍として鎌倉幕府を実質差配。幕府守護のためには実子も見捨て、承久の変では三上皇を隠岐などに配流した鋼鉄の女帝。
小説集 北条義時
海音寺潮五郎、高橋直樹、岡本綺堂、近松秋江、永井路子  三田誠広解説  本体:1800円(税別)
承久の乱に勝利し、治天の君と称された後鳥羽院らを流罪とした「逆臣」でありながら、たった一枚の肖像画さえ存在しない「顔のない権力者」。謎に包まれた鎌倉幕府二代執権の姿と彼の生きた動乱の時代を、超豪華作家陣が描き出す。
ユドルフォ城の怪奇 上
アン・ラドクリフ  三馬志伸訳  本体:3600円(税別)
愛する両親を喪い、悲しみに暮れる乙女エミリーは、叔母の夫である尊大な男モントーニの手に落ちて、イタリア山中の不気味な古城に幽閉されてしまう――。刊行から二二七年を経て、今なお世界中で読み継がれるゴシック小説の源流。イギリス文学史上に不朽の名作として屹立する異形の超大作、待望の本邦初訳!
ユドルフォ城の怪奇 下
アン・ラドクリフ  三馬志伸訳  本体:3600円(税別)
悪漢の魔の手を逃れ、故国フランスに辿り着いたエミリーは、かつて結婚を誓ったヴァランクールと痛切な再会を果たす。彼が犯した罪とはなにか――。刊行から二二七年を経て、今なお世界中で読み継がれるゴシック小説の源流。イギリス文学史上に不朽の名作として屹立する異形の超大作、待望の本邦初訳!
骨を引き上げろ
ジェスミン・ウォード  石川由美子訳  本体:2600円(税別)
全米図書賞受賞作! 子を宿した15歳の少女エシュと、南部の過酷な社会環境に立ち向かうその家族たち、仲間たち。そして彼らの運命を一変させる、あの巨大ハリケーンの襲来。フォークナーの再来との呼び声も高い、現代アメリカ文学最重要の作家による神話のごとき傑作。