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動物のペニスから学ぶ人生の教訓

【内容】
「ヒトのペニスは戦争ではなく愛の道具であり、脅すためではなく親密さを高めるために用いるものだ」
生物学者である著者が、奇抜な生殖器のイラストとともに動物の交尾行動に関するさまざまなエピソードを交えながら、現代にいまだはびこる男根幻想(ファラシー)と戦う科学読み物。驚きに満ちた動物のペニスの世界から、わたしたちヒトの“それ”とどう付き合うべきかが見えてくる!


【目次内容】
序章
第1章 ペニス中心主義――悪い男たちと進化心理学のダメ研究
第2章 ペニスはなぜあるのか?
第3章 ペニスの定義と材料
第4章 ペニスのさまざまな機能
第5章 メスによるコントロール
第6章 サイズの問題
第7章 小さなペニスの大いなる力
第8章 ペニスフリーから曖昧な境界へ
第9章 男根の盛衰


【著訳者略歴】
エミリー・ウィリンガム(Emily Willingham)
米国のジャーナリスト、科学ライター。テキサス大学オースティン校で英文学の学士号、生物学の博士号を取得後、カリフォルニア大学サンフランシスコ校で泌尿器科のポスドクフェローを務めた。著書に、The Tailored Brain: From Ketamine, to Keto, to Companionship, A User’s Guide to Feeling Better and Thinking Smarter (Basic Books, 2021)、共著に、The Informed Parent: A Science-Based Resource for Your Child’s First Four Years (TarcherPerigee, 2016) などがある。『ワシントン・ポスト』『ウォール・ストリート・ジャーナル』『イーオン』『アンダーク』『サンフランシスコ・クロニクル』ほか多数のメディアで記事を執筆。『サイエンティフィック・アメリカン』の寄稿記者も務めている。

的場知之(まとば・ともゆき)
翻訳家。東京大学教養学部卒業、同大学院総合文化研究科修士課程修了、同博士課程中退。訳書に、C・スタンフォード『新しいチンパンジー学――わたしたちはいま「隣人」をどこまで知っているのか?』(青土社)、J・B・ロソス『生命の歴史は繰り返すのか?――進化の偶然と必然のナゾに実験で挑む』(化学同人)、D・クォメン『生命の〈系統樹〉はからみあう――ゲノムに刻まれたまったく新しい進化史』(作品社)、W・ウィリアムズ『蝶はささやく――鱗翅目とその虜になった人びとの知られざる物語』(青土社)、H・ピルチャー『LIFE CHANGING――ヒトが生命進化を加速する』(化学同人)など。