ニッポンのムスリムが自爆する時
日本・イスラーム・宗教
松山洋平
本体2,400円
ISBN 978-4-86793-021-2
発行 2024.2
【内容】
東大の先生と考える、宗教としてのイスラーム。
ムスリムの生きる日本は、あなたが生きるこの日本だ。
日本でもどんどん増えるムスリムやモスク。
わたしたちは、ほんとうに「共生」できるのか?
ちょっと変わった入門書!?
【内容目次】
はじめに
第1部 日本
1 大日本帝国の汎イスラーム主義者
2 アッラーのほか、仏なし
3 日本・イスラーム・文学――宮内寒弥から中田考へ
4 ムスリムとの対話?
付録1 有賀文八郎「日本の一回教徒として」(現代語訳)
第2部 イスラーム
5 共生のイスラーム法学
6 神の言葉を訳すということ――これからのクルアーン翻訳、あるいはアダプテーション
7 「不信仰の地」の神学――イスラームの臨界点
8 ワールド・イスラミック・ポップ
付録2 「信じること」とは何か――サッファール『大要』より
第3部 宗教
9 とあるイスラーム無理解の様相――行為か信仰か
10 日本の教科書はイスラームをどう記述しているか
11 ノックの作法と秘する文化――信仰とふるまい
12 「イスラーム」VS.イスラーム教
付録3 「心を神に向けること」――イブン・カイイム『益』より
あとがき