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現代小説の方法【増補改訂版】

【内容】
「地の果て」の、さらなる果てのトポスへの旅の意志。
「地の果て」を、今ここに接続する獰猛で繊細な想像力。
いま、小説はいかに可能か。壮大な物語世界を背景に、
現代文学の異形の巨人が語る小説作法。

著者絶頂期の表題作と同時期の発言
「音の人 折口信夫」、「坂口安吾・南からの光」を
増補した、没後30年記念改訂版!


【内容目次】
現代小説の方法
 第一回 小説を阻害するもの/第二回 主人公について/第三回 構造について/第四回 場所について
ワープする物語の魅力
三島由紀夫をめぐって
音の人 折口信夫
坂口安吾・南からの光
エスパース・デポック図書館 中上健次氏の本棚――物語/反物語をめぐる150冊
編者解説(澤秀次)


【著者・編者略歴】
中上健次(なかがみ・けんじ)
1946〜1992年。小説家。『岬』で芥川賞。『枯木灘』(毎日出版文化賞)、『鳳仙花』、『千年の愉楽』、『地の果て 至上の時』、『日輪の翼』、『奇蹟』、『讃歌』、『異族』など。全集十五巻、発言集成六巻、全発言二巻、エッセイ撰集二巻がある。

澤秀次(たかざわ・しゅうじ)
1952年生まれ。文芸評論家。中上関連の著書・編書に『評伝 中上健次』、『中上健次事典』、『中上健次エッセイ撰集』(全二巻)、『中上健次[未収録]対論集成』など。監修に別冊太陽『中上健次』、『電子版 中上健次全集』。