金原瑞人選オールタイム・ベストYA
希望(ホープ)のいる町
ジョーン・バウアー
金原瑞人選
中田香訳
本体 1,800円
46判上製
ISBN 978-4-86182-278-0
発行 2010.3
全国学校図書館協議会選定
第43回夏休みの本(緑陰図書)
【内容】
あたしはパパの名も知らず、ママも幼いあたしをおばさんに預けて出て行ってしまった。でもあたしは、自分の名前をホープに変えて、人生の荒波に立ちむかう……。
ウェイトレスをしながら高校に通う少女が、名コックのおばさんと一緒に小さな町の町長選で正義感に燃えて大活躍。ニューベリー賞オナー賞に輝く、元気の出る小説。
金原瑞人選オールタイム・ベストYA第二弾!
【著者紹介】
ジョーン・バウアー(Joan Bauer)イリノイ州生まれ、ブルックリン在住。邦訳に『靴を売るシンデレラ』(灰島かり訳、小学館)がある。
中田香(なかた・かおり)新潟県生まれ。翻訳家。訳書に『ツォツィ』(共訳、青山出版社)、『まぼろしのロンリヴィル』(求龍堂)など。
金原瑞人(かねはら・みずひと)岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家。ヤングアダルト小説を中心に、海外文学作品の紹介者として不動の人気を誇る。著書・訳書多数。
【金原瑞人選オールタイム・ベストYAシリーズ】
ロレッタ・エルスワース『とむらう女』へ
パトリシア・マコーミック『私は売られてきた』へ
クリスティーナ・ガルシア『ユミとソールの10か月』へ
マーカス・セジウィック『シーグと拳銃と黄金の謎』へ
キャスリン・アースキン『ぼくの見つけた絶対値』へ
シンシア・カドハタ『象使いティンの戦争』へ
ジョン・ボイン『浮いちゃってるよ、バーナビー!』へ