機甲戦
用兵思想と系譜
葛原和三
本体 3,600円
ISBN 978-4-86182-860-7
発行 2021.7
【内容】
「戦車」〈タンク〉とは何か?
用兵思想の系譜から、陸軍/陸自の軌跡を捉え直す。
日本の機甲100年の歴史と同時代の諸外国の運用思想を比較し、現代戦に至るまでのその特性を考察。“統合機動戦”となる将来戦の構想に資する。現場の叩き上げ、かつ自衛隊の戦史研究・教育を長年担ってきた著者による集大成。
写真、カラー年表、出典、図版100枚以上多数。付録「体験で綴る戦車部隊勤務」
【本書の四大特徴】
1:陸軍の用兵思想(ソフト)を基本として装備(ハード)を絡めて考察する。
2:陸軍と陸自の機甲史を連続して観察し、主に運用思想の系譜を辿る。
3:機甲運用の原則等の理解に資するため主要な戦史、戦例を併記する。
4:カラー年表、要図、図解、写真により努めて資料的価値を付加する。