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経済と人類の1万年史から、21世紀世界を考える

【内容】
“経済成長”は、人類を“幸せ”にしたのか? ヨーロッパを代表する経済学者による、欧州で『銃・病原菌・鉄』を超えるベストセラー! いかに経済が、文明や社会を創ってきたか? そして、21世紀、資本主義と人類はどうなるのか? 世界15カ国で翻訳刊行。「間違いなく21世紀を生きる人類の必読書である。その面白さは、『銃・病原菌・鉄』を超える傑作である!」(「ル・モンド」)
「経済学」というコンパスを使った、世界史・人類文明史への壮大なる旅――。経済が、いかに文明や社会を創ってきたのか? 古代文明の人類初のグローバリゼーションから、現在のグローバル経済へ。1930年代の世界大恐慌から、2009年の世界金融危機へ。古代中華帝国から、現代中国へ……。アダム・スミス、マルサス、リカード、マルクス、シュムペーター、コンドラチェフ、ケインズ、ハイエク……、経済学の巨匠たちとともに、人類の過去と未来を旅し、21世紀世界が直面する課題の答えを探る。

【著者略歴】
ダニエル・コーエン(Daniel Cohen)
1953年生まれ。フランスを代表する経済学者。
パリ第1大学(パンテオン・ソルボンヌ)、および、パリ高等師範学校(エコール・ノルマル・シュペリウール)の経済学教授を兼任する。専門は、国家債務と金融経済史。数理経済計画予測研究センター(CEPREMAP)所長を経て、パリ経済学校(EEP)副学長も務めている。
現在、オランド仏大統領のアドバイサーであり、内閣の経済諮問委員会(CAE)委員も務め、フランス政府の経済政策に深く関わっている。また、『ルモンド』紙の論説委員として社説を定期的に執筆するなど、メディアや世論に対しても、大きな影響を与えている。
その一方、国家債務の専門家としての世界的な活動は著名で、1984〜1997年には世界銀行のコンサルタントを務め、IMFとともに、重債務貧困国(HIPC)の債務救済のための計画「HIPCイニシアティブ」を推し進めた。また、ボリビア政府など債務問題を抱える国々の経済顧問を務め、近年では、左派政権となったエクアドルの大統領ラファエル・コレア、債務危機で揺れるギリシアのパパンドレウ首相のアドバイサーとなっている。
なお本書は、欧州で大ベストセラーとなり、最も優れた金融・経済学の書籍に贈られる「テュルゴー金融経済学賞」(審査員特別賞)を受賞している。