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長い20世紀
資本、権力、そして現代の系譜

【内容】
20世紀資本主義の〈世界システム〉の台頭と展開を、壮大なスケールで分析した世界的名著。

「長い20世紀」とは、アメリカが覇権を握る世界経済システムが始まり、それが終わるまでのサイクルを指している。これを、イタリア・ジェノヴァのサイクル(15〜17世紀)、オランダのサイクル(17〜18世紀)、イギリスのサイクル(19〜20世紀)と比較しながら、壮大なスケールで分析したのが本書である。700年の資本主義の歴史から見ると、金融拡大は、資本主義の最高発展段階ではなく、一つのサイクルの最終局面であり、新たなる世界経済体制への前兆である。私たちは、今まさに〈世界システム〉の転換期に立ち会っている。新たな「世界システム」の覇権は誰が握り、その体制はどのようなものになろうとしているのか? 本書は、その基本的視座を与えるものである。

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