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朱に交われば赤くなる  役人根性の本質に迫る

【内容】
経営工学の重鎮による「日本官僚システム」批判。

 本書は、戦後日本の経済発展を支えてきた経営工学の重鎮が満を持してまとめあげた「日本官僚システム」への批判的分析の書である。「国家百年の計」といわれるが、敗戦以来すでに60余年を経た今日、日本官僚システムは、日本を亡国の一途へと押し進めつつある。日本官僚システムを、明治維新、戦後の占領政策まで振り返りながら歴史的に批判検討し、現在の幹部官僚やその予備軍の慣習実態を暴き、そして現状打破のための要点、「人財」育成のコツ、さらに困難と言われるプロジェクト管理の指標を提言した、21世紀日本の待望の書である。

 企業人諸君は、すばらしい反面教師として、良心的役人諸君は、身近なチェックリストとして、学生諸君は、正しい職業選択指針として、遠慮なく活用していただきたい。(菅野文友)

【著者紹介】
菅野文友(かんの・あやとも)工学博士。技術士(経営工学部門品質管理)。NTT、日立製作所を経て、岩手大学工学部情報工学科、東京理科大学工学部経営工学科、帝京技術科学大学大学院情報学研究科の教授を務める。デミング賞委員、宇宙開発事業団委員や内閣宇宙開発委員会専門委員、日本科学技術連盟参与、IEC(国際電気標準会議)委員などの要職を歴任。「デミング賞本賞」(1995年)、「日経品質管理文献賞」(1976年、91年、93年、95年、97年)など受賞。著作には、『信頼性工学』コロナ社、『ソフトウェア・エンジニアリング』日科技連出版社、『ヒューマン・エラーのメカニズム』日科技連出版社、『人材鑑定のコツ』ソフト・リサーチ・センター、『IT革命の光と影』日本規格協会、など57冊の著訳書がある。