哲学/思想/宗教

世界
日本
異端と逸脱の文化史

世界
日本

世界
日本

小説
時代/歴史小説
評論/エッセイ
詩歌

小説
金原瑞人選オールタイム・ベストYA
評論/エッセイ
詩歌

映画/演劇
音楽
美術
画集/作品集

スポーツ
ワイン/酒
趣味/実用その他

新約聖書 訳と註

本巻
別巻

加賀乙彦長篇小説全集
辻章著作集
川村湊自撰集
ジェンダー研究のフロンティア
知の攻略 思想読本



新装版 ヘーゲル論理の学 第一巻 存在論

【内容】
存在と無は同じものである。

カントの超越論的論理学と対決し、神のロゴス(論理)に対して理性の言葉で構築した壮大な真理の体系。限定否定の弁証法、存在と無と生成のトリアーデ、形而上学的無限と数学的無限など、現代語訳が身近にするヘーゲル哲学の神髄。決定版・全三巻。


純粋存在と純粋無は同じものである。真理であるものは、存在でも無でもなく、存在が無に、無が存在に――移行するのではなく――移行してしまっているということである。だがまた、真理は、それらが区別されていないということではなく、それらは同じものではなく、それらはまったく区別されているが、だがまた分離されておらず、分離できもせず、各々が直ちに各々の反対のうちに消滅するということである。従って、それらの真理は、一方が他方のうちに直ちに消滅するというこの運動であり、生成である。(本文より)