庄司肇作品集 第四巻〈医療小説集〉
庄司肇
本体 3,600円
46判函入上製
ISBN 4-87893-762-9
発行 2003.4
【内容】
医療の現場で増幅される
人間と社会の関係の危うさと脆さ
【内容目次】
黒い山羊/庭/花子と太郎と/むかしむかしの/保護色/泣き女/無名標本/朝の光/光のように
【著者紹介】
庄司肇氏は文芸同人誌「日本きゃらばん」の主宰者として永年にわたり地域文学の振興に貢献されてきました。
また氏自身も医師としての多忙な業務のかたわら、今日に至るまで小説に批評に、多彩な創作活動を続けてきておられます。
木更津の町医者として常に庶民の目線で描かれたその作品群は、透徹した理性の目の中に生命への慈愛が溢れ、地方文学の域を超えて比類のない芳醇な世界を生み出しております。
初の本格的作品集としてここに刊行する6巻は、質量共に豊かな氏の50余年の成果の中から氏自ら選りすぐった決定版の選集です。幅広い読者の共感を呼ぶものと確信しております。
『庄司肇作品集 第五巻』へ