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【内容】
◎注目の著者による育児日記

はじめて言葉を話した日から
はじめて嘘をついた日までの記録

精神科医で、翻訳家で、一人の親
進んで止まってまた進む、こどもと過ごす日々

「保育参観のとき親は見つからないように変装をする。
眉毛まで隠すこと、声を出さないことがコツだという。
こう真面目に変装について考えることが今後あるかどうか。」
――本書より


【内容目次】
2023.1.29 はじまり(と連続性について)
2023.3.8 仕組み
2023.3.13 「他人の促成栽培した植物」
2023.3.15 作者が意図しているのは
2023.3.16 初桜ちゃん
2023.3.19 バシャン
2023.3.24 熱を出す
2023.3.26 名札をシーツに縫いつける
2023.4.14 四月の、病棟の雰囲気
2023.4.17 砂糖貿易のために何も産まなくなった島
2023.4.19 誰かの隣で寝る
2023.4.23 エキゾチック王様
2023.4.26 ブルーノ・マーズ
2023.5.1 産褥期にはマスカット
2023.5.4 不存在と時間
2023.5.8 連休の緊張感について
2023.5.14 チェヴェングール氏
2023.5.15 言語的メタモン
2023.5.22 N先生のこと
2023.5.24 嬉しすぎて怖い
2023.5.27 すこし良いものを食べて帰る
2023.5.29 道徳の問題
2023.6.1 柏木由紀さん
2023.6.11 細かいことに気がつく
2023.6.14 無題
2023.6.17 幼児(と親)の不安について
2023.6.20 変装する
2023.6.24 久しぶりの連絡には勇気がいる
2023.6.28 時間の幅と繰り返しの感覚
2023.7.3 エディプス
2023.7.4 喪服を買う
2023.7.6 松の木をこえて波の花が飛ぶ
2023.7.10 一旦書いて消したもの
2023.7.11 自我、あるいは本棚について
2023.7.14 自転車の重さ
2023.7.16 祭日
2023.7.18 エネルギー
2023.7.21 すべてがまだ感嘆詞
2023.7.24 走るようになった
2023.7.28 気のきかない親
2023.7.30 タナトス
2023.8.3 身振り言語
2023.8.5 ちゃんとした大人
2023.8.13 暗い部屋、冷蔵庫の前で
2023.8.15 中井先生のこと
2023.8.17 「草うどん」
2023.8.21 抽象から具体へ
2023.8.23 横須賀の友人
2023.8.27 ニ長調の歌
2023.9.8 寒さよりも先に雪を覚える
2023.9.10 タムラサトルさん
2023.9.12 『コンプレックス・プリズム』2023.9.15 帰省する
2023.9.19 帰京する
2023.9.25 Stand By Me
2023.9.29 『蹴りたい背中』
2023.10.2 世の摂理
2023.10.6 おばけ
2023.10.10 秋の夜長
2023.10.16 まぶしさについて
2023.10.20 子をみくびる
2023.10.22 和声の感覚
2023.10.30 GO
2023.11.1 誕生日
2023.11.4 まるで火がついたように
2023.11.8 『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』
2023.11.9 ときに葉巻はただの葉巻である
2023.11.11 きれいで、びっくりした話
2023.11.16 『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』(その2)
2023.11.20 やさしさ
2023.11.21 本質的でない理由
2023.11.23 ちっちゃなおばけ
2023.11.28 横須賀の友人(その2)
2023.12.4 風呂上りの寒さ
2023.12.7 怪異
2023.12.11 クリスマス近づく
2023.12.15 お歳暮
2023.12.20 きっと偶然で
あとがき


【著者略歴】
阿部大樹(あべ・だいじゅ)
1990年新潟県生まれ。精神科医。著書に『Forget it Not』(作品社)、『翻訳目?』(雷鳥社)。訳書にジュディス・L・ハーマン『心的外傷と回復 増補新版』(共訳)『真実と修復』(共にみすず書房)、H・S・サリヴァン『精神病理学私記』(共訳、日本評論社)『個性という幻想』(講談社学術文庫)、ルース・ベネディクト『レイシズム』(講談社学術文庫)、ヘレン・S・ペリー『ヒッピーのはじまり』(作品社)、ジェイムズ・スティーヴンズ『月かげ』(河出書房新社)がある。