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短篇小説集 軍師の死にざま

【内容】
山本勘助、竹中半兵衛、黒田如水、真田幸村、山中鹿之助……。戦国大名を支えた名参謀たちの生きざま・死にざまを描く、名手11人による傑作短篇小説アンソロジー。2007年NHK大河ドラマ『風林火山』視聴者必読!

本書『軍師の死にざま』は、『風林火山』と同じく、戦国時代に活躍した軍師を主人公にした時代・歴史小説の傑作をセレクトした。軍師は、必然的に戦争と関わる。そのため死と隣り合わせの極限状態でしか生まれない濃密なドラマを堪能できるはずだ。また収録作の作者は戦争を経験した世代ばかりであり、戦中派が実体験を戦国乱世に投影しながら、戦争の本質や平和への想いを語っている。現代は戦争を知らない世代が、観念で戦争を論じているが、本書の収録作はその空虚さも暴き出してくれるだろう。(「編者解説」より)

【内容目次】
池波正太郎「雲州英雄記」(山中鹿之介)
安西篤子「鴛鴦ならび行く」(太原雪斎)
山本周五郎「城を守る者」(千坂対馬)
新田次郎「まぼろしの軍師」(山本勘助)
柴田錬三郎「竹中半兵衛」(竹中半兵衛)
南條範夫「天守閣の久秀」(松永久秀)
坂口安吾「黒田如水」(黒田如水)
山田風太郎「くノ一紅騎兵」(直江兼続)
司馬遼太郎「二人の軍師」(真田幸村・後藤又兵衛)
滝口康彦「権謀の裏」(鍋島直茂)
松本清張「戦国権謀」(本多正純)
編者解説

【編者略歴】
末國善己(すえくに・よしみ) 1968年広島県生まれ。文芸評論家。編書に『源義経の時代』、『戦国女人十一話』、『短篇小説集 軍師の生きざま』(以上作品社)などがある。