私だけの東京散歩 山の手・郊外篇

安部譲二ほか/全28名 著
本体 1,748円
A5変型並製 180p
ISBN 4-87893-228-7
発行 1995.8
【内容】
涙が出そうな何でもない風景が残る/羽田(鷺沢萌)。売れない頃、池の鴨を眺めては/吉祥寺(安部譲二)。著名人28人がそっと教える、初めての「私の散歩道ガイド」。地図付。写真=荒木経惟・飯田鉄・高梨豊
【内容目次】
売れない頃よく、池の鴨を眺めては……――吉祥寺 安部譲二
老人と孫が鬼子母神で、いつも戯れている町――雑司が谷 赤瀬川隼
古き良き東京の残像が漂う――新宿区・弁天町 出口裕弘
ただ歩いているだけで、何となく心なごむ池畔――洗足池 川村二郎
子供の頃の東京が恋しくなったら……――鎌倉 高橋洋子
僕の青春時代が埋まっている風景――沼袋 猪瀬直樹
せせらぎでカワセミを見た――津田山 皆川博子
故郷の山形より緑が多い――杉並・成田東 渡辺えり子
街と町%つの顔が魅力的――渋谷 ピーター・フランクル
どの部屋からも、光る海が見える――葉山 長井彬