日本の名随筆 80 艶
駒田信二 編
本体 1,800円
B6判上製・スリーブ函入り 256p
ISBN 4-87893-977-X
発行 1989.3
【構成・体裁】
●近・現代の日本の名随筆を、テーマ別に集大成
●全200巻におよぶ、本邦随筆アンソロジーの金字塔
●「人生の達人」による珠玉の随筆を厳選し、各巻に平均三十数編収録
●装丁・菊地信義/巻頭口絵
●巻末に編者あとがきと執筆者紹介および出典を収載
●付録のテーマ別ブックガイドにより、さらに深い読書へも案内
【内容目次】
池田彌三郎 かよう男
池波志乃 色気は形から
五木寛之 赤と青のブルース
井上雪 雪のころ
宇野千代 女のいのち
円地文子 声の趣
興津要 三囲(みめぐり)神社
興津要 四日市町
小沢昭一 裸師たちとの出合い(抄)
加藤郁乎 エロス讃歌
駒田信二 咲いた桜になぜ駒つなぐ
近藤富枝 玉の肌
西東三鬼 女靴下の話
佐藤春夫 乳房をうたひて [巻頭詩]
三遊亭圓生 お色気のはなし
澁澤龍彦 ポルノ
嶋岡晨 セーラー服
嶋岡晨 障子の穴
関容子 女の人のこと 「中村勘三郎楽屋ばなし」より
高見順 愛の牧歌
田中小実昌 僕の好きなストリッパー
田辺聖子 泣く時の
戸板康二 羽左衛門の手
中村真一郎 恋文のゆくえ
秦恒平 女の壷
布施昌一 くるわ落語
坊野寿山 妓の身体髪膚
真山青果 温泉(ゆ)の夜
真山青果 女
矢代静一 その春画