日本の名随筆 62 万葉・二
中西進 編
本体 1,800円
B6判上製・スリーブ函入り 256p
ISBN 4-87893-962-1
発行 1987.12
【構成・体裁】
●近・現代の日本の名随筆を、テーマ別に集大成
●全200巻におよぶ、本邦随筆アンソロジーの金字塔
●「人生の達人」による珠玉の随筆を厳選し、各巻に平均三十数編収録
●装丁・菊地信義/巻頭口絵
●巻末に編者あとがきと執筆者紹介および出典を収載
●付録のテーマ別ブックガイドにより、さらに深い読書へも案内
【内容目次】
安西均 愛の美学−大伴旅人の歌から
池田彌三郎 山の雪・伝説の女
市村宏 老いの歌
犬養孝 高橋虫麻呂
茨木のり子 抒情の進展と万葉集
井村哲夫 歌舞駱驛−わが背子が手馴れの御琴
上田正昭 万葉びとの生活とことば
生方たつゑ もじずり哀歌
折口信夫 万葉集に現れた古代信仰−たまの問題
清原和義 波−磯もとどろに
窪田空穂 山辺赤人の歌
倉田悟 万葉人と森林植物
西郷信綱 大伴旅人
佐竹昭広 萬葉・古今・新古今
杉本苑子 ユーモラスな歌
杉本秀太郎 浜木綿
高木市之助 雑草歌人意吉麻呂
土橋寛 美と時代
中川志郎 万葉と動物
中西進 万葉時代の人口調査
久松潜一 短歌と花鳥
平岩弓枝 魚の歌
山田宗睦 飛鳥ツバキ道
山本健吉 萬葉の旅心
和歌森太郎 仏教の受容と花