日本の名随筆 別巻13 名曲
遠山一行 編
本体 1,800円
B6判上製・カバー装 256p
ISBN 4-87893-833-1
発行 1992.3
【構成・体裁】
●近・現代の日本の名随筆を、テーマ別に集大成
●全200巻におよぶ、本邦随筆アンソロジーの金字塔
●「人生の達人」による珠玉の随筆を厳選し、各巻に平均三十数編収録
●口絵・岡部一彦/装丁・菊地信義/装画・本くに子
●巻末に編者あとがきと執筆者紹介および出典を収載
●付録のテーマ別ブックガイドにより、さらに深い読書へも案内
【内容目次】
高田博厚 音楽と思い出
尾崎喜八 森の歌
串田孫一 冬の旅
芥川也寸志 歌の旅(抄)
篠田一士 感受性の調教師
小林秀雄 バイロイトにて
森有正 バッハをめぐって
大岡昇平 ケルビーノ礼讃
河上徹太郎 マノン
三善晃 ショパンと私/コルトーに
五味康祐 音楽に在る死(抄)
塚本邦雄 フーガ〈斑鳩〉 ワーグナー幻想
江藤淳 バイロイトのワグナー祭 ヨーロッパのデーモン
粟津則雄 マーラーをめぐって
山根銀二 シャリアピンの芸術
矢代秋雄 『ペレアスとメリザンド』に見る典型
畑中良輔 ウィーン日記抄(抄)
岩城宏之 Chant des forets 森の歌
團伊玖磨 消える歌
小泉文夫 アラビア音楽十年の恋
武満徹 10月6日 宮内庁にて雅楽を聞く
徳川夢声 ヂンタ
田辺明雄 古賀政男論
遠山一行 音との会話