日本の名随筆 16 性
吉行淳之介編
本体 1,800円
B6判上製・スリーブ函入り 256p
ISBN 4-87893-916-8
発行 1983.11
【構成・体裁】
●近・現代の日本の名随筆を、テーマ別に集大成
●全200巻におよぶ、本邦随筆アンソロジーの金字塔
●「人生の達人」による珠玉の随筆を厳選し、各巻に平均三十数編収録
●装丁・菊地信義/巻頭口絵
●巻末に編者あとがきと執筆者紹介および出典を収載
●付録のテーマ別ブックガイドにより、さらに深い読書へも案内
【内容目次】
石川淳 戀愛について
岩城宏之 どうして男に「初○」がないのか
大庭みな子 幸福な夫婦
開高健 ワイセツの終焉
坂口安吾 欲望について
佐藤愛子 我が性教育論
佐藤春夫 俗謡「雪をんな」 [巻頭詩]
澁澤龍彦 ワイセツ妄想について
白石かずこ 詩における性のイメージ
高橋たか子 性−女における魔性と母性
高橋睦郎 オナニズムについて
高橋睦郎 プラトニズムについて
武田泰淳 私の中の地獄(抄)
多田道太郎 性の変容−恋愛
谷川俊太郎 愛をめぐるメモ
津島佑子 地球人の性
中川志郎 動物たちの恋文
野坂昭如 ぼくとオオクボ・キヨシとの間
福永武彦 快樂
福永武彦 燃焼
丸谷才一 縛る
安岡章太郎 フリー・セックス時代はくるか?
吉行淳之介 四畳半襖の下張「裁判」法廷私記
渡辺淳一 ヴァギナ感覚とクリトリス感覚
渡辺淳一 女の弱さ
渡辺淳一 女の独立