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北京のアダム・スミス 21世紀の諸系譜

【内容】
21世紀資本主義の〈世界システム〉は、中国の台頭によってどうなるのか? 東アジアの経済的復興と新たな〈世界システム〉への転換を、アダム・スミスの経済発展理論をもとに壮大な歴史的視野から分析。

付:アリギ生前最後のインタビュー(聞き手:デヴィット・ハーヴェイ)、日本語版解説《山下範久:資本主義から市場社会へ》

アダム・スミス的な市場社会の後継者は、むしろ中国である……。東アジアのGDPは、19世紀半ばまで西洋を圧倒していた。しかしアヘン戦争以降、世界は、西洋が覇権を握る「大いなる分岐」を迎えた。ところが、経済学の祖アダム・スミスは『国富論』で「西洋と東洋の力の差は、いずれ消滅するだろう」と予言している。本書は、スミスの経済発展理論を、マルクスやシュンペーターとも比較しながら再評価し、アメリカの“終末的危機”と中国の興隆のダイナミズムを、壮大な歴史的視野の中から分析したものである。西洋国家システムの弱体化、東アジアの経済的復興によるグローバル市場社会の構築という、新たな〈世界システム〉が大胆に展望される。

【内容目次】
はじめに  
 序章
第1部 アダム・スミスと新しいアジアの時代
 第1章 デトロイトのマルクスと北京のスミス
第2章 アダム・スミスの歴史社会学
第3章 マルクス、シュンペーター、そして資本と権力の「終わりなき」蓄積
第2部 グローバルな乱流を追跡する
第4章 グローバルな乱流の経済学
第5章 グローバルな乱流の社会的ダイナミズム
第6章 ヘゲモニーの危機
第3部 解体するヘゲモニー
第7章 ヘゲモニーなき支配
第8章 史的資本主義の領土的論理
第9章 実現しなかった世界国家
第4部 新アジア時代の系譜
第10章 「平和的台頭」の挑戦
第11章 国家、市場、資本主義、そして東と西
第12章 中国台頭の起源とダイナミズム
終章
ジョヴァンニ・アリギ・インタヴュー
(インタヴュアー:デヴィッド・ハーヴェイ)
   資本の曲がりくねった道
日本語版解説 山下範久
資本主義から市場社会へ
──『北京のアダム・スミス』に寄せて
ジョヴァンニ・アリギ著作一覧 

ジョヴァンニ・アリギ『長い20世紀』へ