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死刑執行人 モスクワ市警察殺人課分析官アナスタシヤB

【内容】
汚職、マフィア、テロ ソ連解体後の混迷する社会を鮮烈に描く、現代ロシアの最大人気ミステリー好評シリーズ第3弾

1995年の作家デビュー以来、“カメンスカヤ・シリーズ”全22作、ロシア国内での総発行部数700万部(97年5月時点)と、現代ロシアで最も人気のあるミステリー・シリーズ。この人気はヨーロッパにも及び、フランス・ドイツ・スウェーデン・イタリアでも翻訳されている。また、アジアでもすでに韓国・中国との契約が成立。日本でもシリーズ化。
1996年2月、元KGBのブラートニコフ将軍配下の工作員サウリャクが刑期を終え、出所してきた。暗殺されたブラートニコフの後継者たるミナーエフ連邦保安局(旧KGB)将軍は、サウリャクの私的警護を友人の内務省の友人に依頼、その警護の役目をおおせつかったのが、モスクワ市警の心理分析官アナスタシヤ・カメンスカヤだった。
実は、ブラートニコフ将軍の裏の顔は密輸組織の元締めであり、全国から選りすぐった四人の催眠術師を使って、暗示にかけた人間に連続殺人を起こさせ、私服をこやしていたのである。サウリャクはその催眠術師たちのまとめ役で、ブラートニコフ暗殺後、危険を感じて刑務所に身を隠していたのである。サウリャク出所のニュースはすぐさまブラートニコフの対立陣営にも伝わり、秘密を握っているサウリャクの抹殺を計画、それを防ぐべくアナスタシヤに命が下ったのである。お互いの身元を隠したまま、アナシタシヤとサウリャクは敵の目をかいくぐって、モスクワへとたどりつく。
折しも首都では次期大統領選の最中、出馬を表明しているマリコフは、ブラートニコフの暗殺の首謀者であり、ことは政治の中枢を揺るがすことに。権力者たちの野望が複雑に絡まり合うなか、アナスタシヤは隠された事件の真相をさぐっていくのだが、そこには驚くべき事実が……。

【内容目次】
死刑執行人

【著者紹介】
アレクサンドラ・マリーニナ 1957年、リヴォフ生まれ。本名マリーナ・アレクセーエヴァ。モスクワ大学法学部卒業後、ソ連邦内務省アカデミーに研究員として配属。精神に異常のある犯罪者の人格研究を専門とする。その後、内務省関連の機関で犯罪の分析と予測の調査研究に従事。在職中にアナスタシア・カメンスカヤを主人公とする『事の次第』を発表、爆発的な人気を得る。その後シリーズとしてこれまでに全21作を刊行、現在は退職して執筆に専念。98年のモスクワ国際ブックフェアで「ライター・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるなど、現代ロシア・ミステリー会の第一人者。