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老父の誘拐

【内容】
富岡幸一郎氏(文芸評論家)推薦の辞
資産家の妻を持つ次期総理候補の主人公の、その老父が何者かに誘拐される。目的は金か怨恨かそれとも政治的陰謀か。読み進めるとしかし、作品は犯罪サスペンスとは別の人間喜劇の様相を帯びてくる。権力や名誉、社会や家族などの現実の風景が、躍動し逸脱する言葉によって異化され、登場人物たちの演戯的対話のなかで、当り前と思われている日常が宙づりにされる。作家の自在にして柔軟な筆致が、そこで人間の諸々の心理をサスペンドしてみせるのだ。