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美学講義 (全三巻)

【内容】
人間にとって美とは何か。人はなぜ美を求めるのか。ホメロス、シェークスピア、ダ・ヴィンチ等々、古今の美的遺産を具体的に検証しつつ構築する、美と歴史と精神の壮大な体系。各誌紙絶賛の新訳により明らかになるヘーゲル哲学の新しさ。

【内容目次】
《上巻》
 訳者まえがき
 序論
T 美学の境界
U 美と芸術の学問的な扱いかた
V 芸術美の概念
一 常識的な芸術感
  a 芸術作品は人間の活動の産物である
  b 芸術作品は感覚的なものを素材とし、人間の感覚にむけて作られる
  c 芸術の目的
二 芸術の正しい概念を歴史的に推論する
  a カント哲学
  b シラー、ヴィンケルマン、シェリング
  c イロニー(皮肉)
W 章立て
 第一部 芸術美の理念
第一章 美しいものとはなにか
一 理念
二 理念の存在
三 美の理念
第二章 自然美
A 自然美そのもの
  一 生命という理念
  二 自然の生命力の美しさ
  三 自然の生命力のとらえかた
B 抽象的形式のもつ外面的な美しさと感覚的素材の抽象的統一
  一 抽象的形式の美しさ
a 規則正しさ
b 法則性
c 調和
  二 感覚的素材を抽象的に統一するところになりたつ美しさ
C 自然美の欠陥
  一 直接の有機体の内部にとどまるもの
  二 直接に個として存在する自然物の依存性
  三 直接に個として存在する自然物の限界性
第三章 芸術美ないし理想形
A 理想形そのもの
  一 美しい個体
  二 理想美と自然との関係
B 理想形の特質
  T 理想形そのものの特質
 一 世界全体を統一する神
 二 神域
 三 静止した理想形
  U 行動
 一 一般的な時代状況
a 個人の自立
b 現在の散文的状況
c 自立した個人の再建
 二 局面
a 局面なき局面
b 調和を欠いた特定の局面
c 対立
 三 行動
a 行動の大儀
b 行動する個人
c 性格
  V 理想形のかかわる外界そのもの
 一 抽象的な外形そのもの
 二 具体的な理想形とその外的現実との合致
 三 鑑賞者の視点から見た理想的芸術作品の外界
C 芸術家
  一 想像力、天分、霊感
 a 想像力
 b 才能と天分
 c 霊感
  二 表現の客観性
  三 手法、様式、独創性
 a 主観的な手法
 b 様式
 c 独創性
 第二部 理想美の特殊な形態への発展
第一篇 象徴的芸術形式
 T 象徴とはなにか 
 U 章立て
一 無意識の象徴表現
二 高遠な象徴表現
三 意識的な象徴表現
第一章 無意識の象徴表現
 A 意味と形態の直接の統一
一 ゾロアスター教
二 ゾロアスター教のイメージの非象徴性
三 ゾロアスター教の発想と表現の非芸術性
 B 空想的な象徴表現
一 ブラフマンのとらえかた
二 インド人の想像力の即物性、誇張表現、擬人化表現
三 清めと悔い改め
 C 本来の象徴表現
一 エジプト人の死生観と死の表現
二 動物崇拝と動物の仮面
三 完璧な象徴表現
第二章 高遠な象徴表現
 A 芸術上の汎神論
一 インドの詩
二 イスラム教の詩
三 キリスト教の神秘主義
 B 高遠な芸術
一 世界の創造主としての神
二 神なき有限な世界
三 個々の人間
第三章 比喩を用いた芸術形式の意識的な象徴表現
 A 外形を出発点とする比喩表現
一 寓話
二 たとえ話、格言、教訓話
  a たとえ話
  b 格言
  c 教訓話
三 変身物語
 B 意味のともなう形象を出発点とする象徴表現
一 なぞなぞ
二 アレゴリー
三 隠喩、イメージ、直喩
  a 隠喩
  b イメージ
  c 直喩
 C 象徴的芸術形式の消滅
一 教訓詩
二 描写詩
三 古代の題詞 

【訳者紹介】
長谷川宏 1940年、島根県生まれ。1968年、東京大学文学部哲学科博士科修了。 主要著書=『ヘーゲルの歴史意識』(紀伊國屋書店)『格闘する理性』『同時代人サルトル』(河出書房新社)
主要訳書=ヘーゲル『美学講義(全三巻)』『精神現象学』(作品社)、フッサール『経験と判断』、ヘーゲル『哲学史講義』(河出書房新社)、ヘーゲル『歴史哲学講義』(岩波文庫)