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ようこそ、映画館へ

【内容】
西部劇、ミュージカル、チャップリン喜劇、『カサブランカ』、フィルム・ノワール、カートゥーン……。あらゆるジャンル映画を俎上に載せ、解体し、魅惑的に再構築する!
ポストモダン文学の巨人がラブレー顔負けの過激なブラックユーモアでおくる、映画館での一夜の連続上映と、ひとりの映写技師、そして観客の少女の奇妙な体験!


本書は、(…)映画のノベライゼーションでもないし、古典作品のパロディーでもない。確かに、クーヴァーは西部劇をはじめとして、様々なジャンル映画の枠組み(フレーム)や、よく知られた登場人物(あるいは俳優)を借りている。(…)それがアメリカの「神話」だからだ。その世界で使われるイディオムと思想が「共同幻想」を形づくり、アメリカ人の生活と文化の中に溶け込んで、生き方や考え方を左右するからだ。
とはいえ、本書が「神話」の主人公(あるいは俳優)たちの行動をなぞるのは一瞬にすぎず、すぐさまジャルンルのコンベンション(約束事)やステレオタイプな人物造型を破壊しながら、クーヴァー独自の世界へと突入していく。――「訳者あとがき」より

【著者・訳者略歴】 ロバート・クーヴァー(Robert Coover)
1932年生まれ。トマス・ピンチョン、ジョン・バース、ドナルド・バーセルミらと並び称される、アメリカのポストモダン文学を代表する小説家。邦訳に、『ノワール』(上岡伸雄訳、作品社)、『ユニヴァーサル野球協会』(越川芳明訳、白水U ブックス)、『老ピノッキオ、ヴェネツィアに帰る』(斎藤兆史・上岡伸雄訳、作品社)、『ジェラルドのパーティ』(越川芳明訳、講談社)、『女中(メイド)の臀(おいど)』(佐藤良明訳、思潮社)、「グランドホテル夜の旅」、「グランドホテル・ペニーアーケード」(柴田元幸編訳『紙の空から』所収、晶文社)、「ベビーシッター」(柳下毅一郎訳、若島正編『狼の一族』所収、早川書房)などがある。

越川芳明(こしかわ・よしあき)
1952年生まれ。明治大学文学部教授(米文学)。著書に、『あっけらかんの国キューバ』(猿江商會)、『壁の向こうの天使たち』(彩流社)など。訳書にスティーヴ・エリクソン『きみを夢みて』(ちくま文庫)、ロバート・クーヴァー『ユニヴァーサル野球協会』(白水Uブックス)、ポール・ボウルズ編『モロッコ幻想物語』(岩波書店)など。