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チューブな形而上学

【内容】
「わたし、呑み込んではまた空になるチューブなの」。ヨーロッパの人気No1の女性作家による、日本での0〜3歳の自伝小説。日本で生まれ育った記憶を、抱腹絶倒、奇想天外に描いた傑作小説! 欧米で大ベストセラー!

「わたしは、パパが駐日ベルギー大使だったので、日本の神戸で生まれた。そして、自分は日本人だと固く信じていた……」。
現在、ヨーロッパで人気ナンバー1の作家アメリー・ノートンの原点は、日本にあった。自分を日本人だと信じていた彼女の幼い青い目に映った、日本の言葉、水、季節、時間、家政婦さん、庭での幸せな時間、池の鯉……。それは、どれも魅力的であり、面白おかしく、奇妙奇天烈なものばかりだった。そして……

アメリーは日本生まれ育ったが、3歳にして、その人生はすでに小説だった!(L'Express)
・機知に富んだ、非常にオリジナルな作品であり、ヨーロッパの若手人気作家による最高の傑作。(Kirkus Reviews)
・ヨーロッパ文学の天才的なお転婆娘が、0?3歳の自伝という、並外れた愉快な小説をつくり上げた。(Pascale Frey)
・赤ん坊の脳内に焼き付けられた日本の記憶を、面白おかしく、しかも詩的に表現した、驚くべき小説。(New York Times)

【著者紹介】
アメリー・ノートン(Amelie Nothomb)フランス・ベルギーを中心に、ヨーロッパで最も人気のある小説家。1967年、駐日ベルギー領事の娘として、神戸に生まれ、5歳までを日本で過ごした。以降、父親の転勤にともなって、中国・ニューヨーク・バングラデシュ・ビルマ・ラオスを転々し、17歳の時にベルギーに帰国。23歳で再び来日し、日本の大手商社に1年間勤務した。1992年に出版した処女作『殺人者の健康法』で、フランス文壇に衝撃的なデビューを果たすと、以後、発表する作品はすべてベストセラーとなり、数々の文学賞に輝いている。「アメリー旋風」と呼ばれるほど、テレビ・雑誌などでも引っ張りだこのマスコミの寵児であり、ヨーロッパで人気ナンバー1の作家である。日本での商社の勤務体験をつづった『畏れ慄いて』は、アカデミー・フランセーズ小説大賞を受賞し、映画化された。
横田るみ子(Rumiko Yokota)1974年、埼玉県生まれ。清泉女子大学英文科卒業。日本の航空会社を経て、2001年より欧州の航空会社に勤務。ウィーンをベースに10年間、国際線に乗務。