花の名随筆 十一月の花
大岡信・田中澄江・塚谷祐一 監修
本体 1,800円
46変型上製・カバー装 224p
ISBN 4-87893-735-1
発行 1999.10
【内容目次】
石川啄木 公孫樹（巻頭詩）
竹西寛子 落葉
宇野千代 草を植える酔狂
馬場あき子 すすき
芝木好子 紅葉を思い出す
正岡子規 日光の紅葉
本田正次 林間に酒を煖めて紅葉を焼く
湯浅浩次 モミジとカエデの国
唐木順三 柿に思ふ
立原正秋 柿と椋鳥
保田興重郎 柿
小林勇 干し柿
清岡卓行 柚の香り
渡辺つぎ 柚子
堀口大學 柚子の話
北原白秋 蜜柑山散策
松山義雄 秋山の饗宴/秋の食物といがぬき
幸田文 赤い実
橋本多佳子 椎の実
岸田衿子 山のくるみ
伊藤海彦 草の実に思う
岡部伊都子 八つ手の花
丸山薫 冬の花
田中冬二 紅梅と朴の木
増田れい子 山茶花列島
大岡昇平 おお、けやき、なんじ病めり
上田三四二 銀杏
森崎和江 ぎんなん
三浦哲郎 落葉しぐれの章
中村稔 切り倒されたイチョウ
塚谷裕一 銀杏の精子百年に寄せて
堀多恵子 十一月 落葉
草川俊 エノキダケ【榎茸】マツタケ科
小泉武栄 洪水がないと困る 多摩川のカワノギク
円地文子 花食い姥
塚谷祐一 花の歳時記 十一月
執筆者紹介・出典