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ねみみにみみず

【内容】
翻訳家の日常、翻訳の裏側

迫りくる締切地獄で七転八倒しながらも、
言葉とパチンコと競馬に真摯に向き合い、
200冊を超える訳書を生んだ翻訳の巨人。
知られざる生態と翻訳哲学が明かされる、
おもしろうてやがていとしきエッセイ集。


【内容目次】
執筆は父としてはかどらず
お便りだけが頼りです
訳介な仕事だ、まったく
冬来たりなば春唐辛子
小売りの微少
寝耳に蚯蚓
待て馬鹿色の日和あり
変な表記、じゃない、編者後記
*たとえあなたがなんだこりゃと思ったとしても、これは間違いなく本書の内容目次である。


【著者・編者略歴】 東江一紀(あがりえ・かずき)
1951年生まれ。翻訳者。北海道大学文学部英文科卒業。英米の娯楽小説やノンフィクションを主として翻訳する。フェロー・アカデミー、のちにユニカレッジで翻訳講座を担当。訳書に、ジョン・ウィリアムズ『ストーナー』、ピーター・マシーセン『黄泉の河にて』(以上作品社)、トム・ラックマン『最後の紙面』(日経文芸文庫)、ガウラヴ・スリ&ハートシュ・シン・バル『数学小説 確固たる曖昧さ』(草思社)、マイケル・ルイス『世紀の空売り』(文春文庫)、ドン・ウィンズロウ『犬の力』(角川文庫)、『ストリート・キッズ』(創元推理文庫)、リチャード・ノース・パタースン『罪の段階』、デイヴ・バリー『ビッグ・トラブル』(以上新潮文庫)、ネルソン・マンデラ『自由への長い道』(NHK出版、第33回日本翻訳文化賞受賞)など。また「楡井浩一」名義で、エリック・シュローサー『ファストフードが世界を食いつくす』、ジャレド・ダイアモンド『文明崩壊』(以上草思社文庫)、ジョセフ・E・スティグリッツ『世界の99%を貧困にする経済』(共訳、徳間書店)、トル・ゴタス『なぜ人は走るのか』(筑摩書房)など。総計200冊以上の訳書を残し、2014年6月21日逝去。

越前敏弥(えちぜん・としや)
1961年生まれ。文芸翻訳者。東京大学文学部国文科卒業。英米の娯楽小説や児童書を主として翻訳する。朝日カルチャーセンター新宿教室、横浜教室、中之島教室で翻訳講座を担当。著書に、『文芸翻訳教室』(研究社)、『翻訳百景』(角川新書)、『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。訳書に、ダン・ブラウン『オリジン』(KADOKAWA)、同『ダ・ヴィンチ・コード』、エラリー・クイーン『Xの悲劇』(以上角川文庫)、スティーヴ・ハミルトン『解錠師』(ハヤカワ・ミステリ文庫)、E・O・キロヴィッツ『鏡の迷宮』(集英社文庫)、ジェイムズ・キャントン『世界文学大図鑑』(三省堂)、スティーヴン・ローリー『おやすみ、リリー』(ハーパーコリンズ・ジャパン)などがある。