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詩集 津田沼

【内容】
「最近、読んだ詩集の中で、これほどどこを開いても、読まずにいられず、ひしひしと胸にうったえるものでいっぱいなのは、なかった。この『津田沼』」は、今日の日本のブルースです」――白石かずこ。 民謡とブルースから生まれた新詩集。 津田沼/という沼は/どこだ きみはいま/津田沼という/ない沼の上に/立っている 津田沼よ/かつて津であり/田であり/沼であった/津田沼よ いまここには/津もなく/田もなく/沼もない (本書所収「津田沼」より)

【内容目次】
* 津田沼/沈められた海/モロックよ/神保町無残/通信/復讐と報復/短い詩 三篇/モナリザの微笑 ** 風を待つ/津軽夏旅/風/ロンドンの風/乳房 *** 動物詩篇/焼鳥で一杯/鳥たちのジハード/牛 二題 **** 電話/墓詩銘のブルース/わが来歴/国語の時間/わたしの決算書 *****/晩秋の朝のブルース/オシッコ 四題/さらばカテーテル/わたしは神を見た/五感不満足/右手と左手/老人の夢/老いの火 跋「佐藤文夫『詩集 津田沼』ブルース発信す」(白石かずこ) あとがき

【著者紹介】
佐藤文夫(さとう・ふみお)1935年東京都生まれ。詩人会議、日本現代詩人会会員。炎樹同人。詩集に、『昨日と今日のブルース』(思潮社、1961年)、『寂しい女』(静岡豆本、1961年)、『ブルースマーチ』(秋津書店、1973年、第2回壺井繁治賞受賞作)、『つくば紀行』(青磁社、1981年)など。評論に『ブルースがマーチになるとき』(新芸術社、1964年)、『民謡の心とことば――詩と民謡』(柏書房、1995年)、『詩と民謡と和太鼓と』(筑摩書房、2001年)など。