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異物の国への旅

【内容】
眼窩奥の正体不明の異物感による痛みに苦しむ患者と、それを診療する眼科医との、三年に及ぶ奇妙な診療の記録。書き下ろし小説。 岡林哲也は、社会的には眼科という専門を標榜している四十代の医師であるが、目の奥に異物があると言い張る一人の患者と出会うことによって、旅への欲求を強く刺激された。ここに書かれているのはその異物探しの旅の記録である。それはジェット飛行機や特急列車や高速道路を利用したテンポの速い旅ではない。小舟で大洋に漕ぎ出すような、頼りない、ゆらゆらした旅である。岡林はその旅の日記の表紙に、「航海日誌」という文字を記した。いつ果てるやら、どこへ行くやら、さっぱり見当もつかないままに、恐る恐る彼は船出したのである。(本書より)

【内容目次】
プロローグ 一 患者との出会い 二 診療態度の変更 三 面談続行の危機 四 セネストパチー 五 異物依存症 六 痛みの意味 エピローグ

【著者紹介】
高見沢草介(たかみさわ・そうすけ)神奈川県生まれ。慶応義塾大学医学部卒。医学博士。著書に『希望小路』(作品社)がある。ブログ「目玉医者のスローライフ日記 」: http://blogs.yahoo.co.jp/slowlifeeye