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イラン、背反する民の歴史

【内容】
傑出した中東出身の知識人――柄谷行人氏推薦!

  ハミッド・ダバシは、エドワード・サイード亡きあとのアメリカで、傑出した中東出身の知識人である。彼が書く「イラン」は、アメリカのネオコンによって作られたイメージから程遠い、と同時に、イスラーム教権政治からも程遠い。それら表裏一体の対立の下に抑圧されている「反植民地近代性」あるいは「世界主義」のヴィジョンこそ、「イラン」である。それは、イランの内と外に生きてきた著者のみが提示しうるものだ。また、本書は、今日のイラン映画がいかなる文脈で生まれてきたかを知るためにも必読の書である。  柄谷行人(文芸批評家)

イラン随一の論客が、近代イラン200年の歴史を丹念に追い、西欧からの視線によって捏造された被植民国の歴史、「近代性」と「伝統」との対立という幻を払拭する、政治/文化史の決定版。植民地近代性を問い直す、画期的好著!

【内容目次】
謝辞/序章
第1章 国境を持たない国々
第2章 植民地近代性の夜明け
第3章 立憲革命
第4章 パフラヴィー朝
第5章 イラン・イスラーム革命
第6章 復興と改革
第7章 イスラーム・イデオロギーの終焉
終章/索引

【著者紹介】
ハミッド・ダバシ(Hamid Dabashi)1951年、イラン南部アハバーズ生まれ。テヘランで高等教育を受けた後、1976年に渡米。ペンシルヴェニア大学で博士号を2つ取得(文化社会学とイスラム学)。1989年よりコロンビア大学教授。現在、同大学中東アジア言語・文化学部長、ハゴップケヴォーキアン近東研究センター教授。近年は中東問題の論客として活躍する他、イラン映画を英語圏に紹介する仕事にも積極的に携わっている。1990年、Authority in Islamで米国出版社協会 宗教・哲学書部門最優秀賞、2000年、Truth and Narrativeでコロンビア大学ライオネル・トゥリリング賞。邦訳に闇からの光芒――マフマルバフ、半生を語る(市山尚三訳、作品社)、「アリー・シャリーアティー」(柄谷凜訳、『批評空間』III−3〜4)。
田村美佐子(たむら・みさこ)翻訳家。上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了。訳書にダイアナ・ウィン・ジョーンズ『詩人たちの旅』、『聖なる島々へ』、ニーナ・キリキ・ホフマン『マットの魔法の腕輪』(東京創元社)など。
青柳伸子(あおやぎ・のぶこ)
翻訳家。青山学院大学文学部英米文学科卒業。訳書にロブリー・ウィルソン『被害者の娘』(作品社、共訳)ドリス・レッシング『老首長の国――ドリス・レッシング アフリカ小説集』(作品社)、ナギーブ・マフフーズ『渡り鳥と秋』(文芸社)、A. A. ミルン『パーフェクト・アリバイ』(論創社)など。