ニューヨーク69
草間弥生
本体 1,400円
46判上製
ISBN 4-87893-321-6
発行 1999.03
【著者紹介】
長野県生まれ。
子供のころより物体のまわりにオーラが見え、植物や動物の言葉が聞こえる。幼時より強迫的常同パターンが眼前を覆って出現。その幻視作品を数多く制作。自然界の背後から強烈な啓示を受ける。
1949年、京都市立美術工芸学校絵画科卒業。1957年、渡米。以降1972年頃までニューヨークを拠点に、絵画、彫刻、素描、ソフト・スカルプチュアなど多彩な制作活動を展開。性や食物をテーマに独特の作品世界を構築し、ポップ・アートや環境芸術の先駆けとなる。
1983年、『クリストファー男娼窟』で「野生時代」新人文学賞受賞。中上健次・宮本輝などの激賞を受ける。
【著作リスト】
1977 詩画集『7』(世耕政隆・玉置正敏と共著)
1978 小説『マンハッタン自殺未遂常習犯』 工作舎
1984 小説『クリストファー男娼窟』 角川書店
1985 小説『聖マルクス教会炎上』 PARKO出版
1986 作品集『草間弥生 Driving Image』 PARKO出版
1988 小説『天と地の間』 而立書房
小説『ウッドストック陰茎斬り』 ベヨトル工房
1989 小説『傷みのシャンデリア』 ベヨトル工房
小説『心中桜ケ塚』 而立書房
詩集『かくなる憂い』 而立書房
1990 小説『ケープゴットの天使たち』 而立書房
1991 小説『セントラルパークのジギタリス』 而立書房
1992 小説『沼に迷いて』 而立書房
画集『YAYOIKUSAMA:PRINTWORKS 草間弥生版画集』 阿部出版
1998 Hustlers Grottothree novellas Wanderling Mind Books.Cal.,U.S.A.
Violet Obsession:poems;Wanderling Mind Books,U.S.A.
1998 小説『すみれ強迫』 作品社