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レッドパージ・ハリウッド
赤狩り体制に挑んだブラックリスト映画人列伝

【内容】
1950年代、赤狩りの嵐吹き荒れるアメリカで、左翼脚本家・監督・俳優たちは、いかに戦い、どのような作品を残したのか。隠された歴史を丹念に洗い出し、克明に記録する、レッドパージ研究の完全決定版。
【蓮實重彦氏、絶賛!】
  アメリカ共産党と映画との複雑かつ必須の関係を、「赤狩り」の犠牲となった脚本家たちの言動を通して克明にたどった『レッドパージ・ハリウッド』は、映画ファン必読の労作である。これを書かねば二〇世紀を総括しえぬと心に決めた上島春彦の意気込みは、平成日本の安逸をしたたかに撃つ。
  同時に、社会主義とはどうやら無縁らしいフィリップ・ヨーダンや正体不明のキング兄弟が登場するあたりから一挙に面白味がますところに、事態の深刻さとは異なる水準に推移するアメリカ映画の楽天的な出鱈目さが露呈しており、それをもとらええた著者の力技に心からの拍手を贈る。――蓮實重彦(映画評論家)

【内容目次】
第1章 闘いの始まり――チャップリン、ハリウッドテン、HUAC
第2章 ジョン・ガーフィールドと「彼の」脚本家――クリフォード・オデッツ、エイブラハム・ポロンスキー
第3章 ある「透明人間」の人生――ベン・マドウ
第4章 保護者の栄光と悲惨――フィリップ・ヨーダン
第5章 あなたは現場にいるのです――『ユー・アー・ゼア』トリオ
第6章 拳銃の報酬――ハリー・ベラフォンテ、ポロンスキー
第7章 協力証言者――エリア・カザン
第8章 『ローマの休日』の脚本家――ドルトン・トランボ、ウィリアム・ワイラー
第9章 『黒い牡牛』とロバート・リッチ――キング兄弟、トランボ
第10章 ブラックリストの廃棄――カーク・ダグラス、オットー・プレミンジャー、トランボ
第11章 ゴードン・ヒチンズ・インタビュー
フィルモグラフィー/関連年表/作品名・人名索引

【著者紹介】
上島春彦(かみじま・はるひこ)1959年生まれ。編集者・映画評論家。国学院大学文学部卒。著書に、『血の玉座――黒澤明と三船敏郎の映画世界』(作品社)、『宮崎駿のアニメ世界が動いた――カリオストロの城からハウルの城へ』(清流出版)、『60年代アメリカ映画』(エスクァイアマガジンジャパン、共著)、『モアレ――映画という幻』(世界思想社)などがある。